
好きな相手を振り向かせたい時には、人間の心理を活用した駆け引きが必要になります。
まずは自分が好意を寄せていることをアピールし、今まで以上に相手側から心を開いてもらえるようにアプローチしましょう。
難易度が高い心理テクニックですが、周囲の視線を気にせず常にアピールするのが理想的です。
よくあるパターンとしては、2人きりなど周囲の視線がない所では笑顔で接するなど良いアプローチができるけど、同僚や同級生、友達がいる前では視線を逸らすなど塩対応をしてしまうことです。
タイミングや状況に応じて態度や積極性が変わると、相手からは「本当に好意を寄せられているのか分からない」、「2人きりなら他の異性にも同じように接しているかも」などと誤解されます。
露骨なアピールをすると周囲からも片想いをしていることがバレる恐れがありますが、好きな相手を振り向かせたい時は周囲の視線を気にせず、いつでも同じように接した方が良いです。
好きな相手を振り向かせるための鉄板テクニックは、好意を寄せている相手を褒めることです。
そして、ダメなパターンは「自分は凄いんだぞ」と言わんばかりに自己アピールばかりしてしまうことです。
特に男性は過度な自己アピールに走りがちなので注意してください。
人間心理として、自分のことを高く評価してくれる人には心を許して惹かれやすくなるものです。
その人が頑張っていることで、他の人が気付かない些細なことを言葉で褒めてあげるとよいでしょう。
みんなから褒められるようなことを言葉にして伝えるのも忘れないでください。
好意を寄せているアピールだけではなく、相手の人間性や性格、人柄を高く評価してあげると相手からも意識されやすくなります。
褒めることに続いて効果的な心理テクニックが「共感」です。
共感する際は無理に相手のことを高く評価する必要はありません。
最低限の声かけをして相手側が話しをしやすい環境を作り、共感しながら話を聞いてあげましょう。
使いやすいシーンは、気になる相手が上司や先輩など周囲の人から意地悪をされた時です。
その場で介入して話を大きくするのではなく、やり取りが終わってから「さっきは大変だったね」など気遣いの声をかけてあげましょう。
ほかにも面倒な仕事を押しつけられた際には「この仕事、面倒くさいよね」、何かで喜んでる時に「こういう時って気分が上がるよね」などと言ってあげると効果的です。
共感することは良い人だと思われることに加え、価値観が似ていて気が合う人かもしれないと思わせる効果があります。
注意点は自分の意見を言いすぎないことです。
たとえば相手が誰かから意地悪された際に「さっきは最悪だったね。アイツの性格悪いよね。俺も嫌いなんだよ」などと言うのはよくありません。
余計な一言が多いほど、話が一方的で自分とは違う考えを持っているかもしれないと思われます。
最初は一言だけ声をかけても「はい」の一言で終わることが多いですが、これを繰り返すと次第に心を開いて愚痴や意見を言ってくるようになります。
相手を振り向かせる方法はたくさんありますが、心理テクニックを活用する際は褒めたり共感したり、自分よりも相手の立場・目線になって声をかけるのがもっとも効果的です。